突然ですが、皆さんはタコは好きですか?
日本ではタコの人気がとても高く、毎年約6万トンが消費され、年間のタコの消費量は世界全体の約60%を占めています。
この数字からも、タコが日本で非常に愛されていることが分かります。
そんなタコの消費量は、近年の世界的な和食ブームやシーフード利用の広がりとともに世界でも増加傾向。
人気が急上昇するにつれタコの輸入価格は年々高くなっていて、日本でも輸入量が減少するなど、供給が不安定な状況が続いています。
ここで注目すべきなのが、中国がタコの輸出大国であるということです。
中国といえば、これまでも突然日本の水産物の輸入を規制したりと、何をしでかすか分からない国。
いつ「タコの輸出を禁止する」なんて言い出すかわからず、中国に主導権を握らせることには大きな不安がありますよね。
そんな中、2024年6月、日本が世界で初めて「タコの養殖に成功した」というビッグニュースが飛び込んできたのです。
世界で初めてとは驚きですね。
この報道に、タコ大国・中国も驚愕しているようです。
一体、日本はどのようにして世界初の養殖を成功させたのでしょうか。